ハンドメイドマスク作りを応援します。

  2020/03/29    ブログ

2020年3月に「国民生活安定緊急措置法施行令」が改正されました。

これが改正された背景には

マスクの高額転売

ハンドメイドマスクに医療用の滅菌ガーゼを使用し、品薄になったこと

があります。

そして、この改正でなぜか、販売サイト(メルカリ・ミンネ・ヤフオク・ラクマなど)でのハンドメイドマスクの販売も禁止となりました。

クリーマは引き続きマスクのクリエイターを応援しています。

https://www.creema.jp/blog/1021/detail

テレビや病院のHP上でも、ハンドメイドマスクの危険性を、誤解を招くように説明されています。

当店は、引き続き、皆様にマスクをお仕立頂きたいです。

日本人の「ものつくり」のうまさを伝え続けていきたいです。

そして、販売する楽しみも広げてください。

作ってくださる方の中には、風評被害を受けて、マスク制作を断念してしまっている方も多くいます。

私たちは応援します!

それでは、その根拠をここから説明していきます。

 

1 不織布マスク>布マスク?

不織布とは、文字の通り、織っていない布状のもの。繊維を熱・機械・科学的にくっつけて布にしたもの

とは、繊維を撚った糸で織ったもの

不織布は、糸をそのままシートにできるため、安価で大量生産ができます。

しかし、もちろん織っていないので、強度は弱く、使い捨てが大前提です。

不織布の化学繊維の性質上、水分を含みづらいので、マスクに水滴がついて気持ちの悪い経験をしたことはありませんか?

保温や保湿に向かないので、アレルギー体質の方は、かえって肌荒れやのどのいがいがを覚える方もいらっしゃいます。

また、科学的にくっつけている成分から、気持ちが悪くなるなんて方もいらっしゃいます。

ということは、場面ごとに使い捨てをする必要があるということです。

洗うことには向いていません。

安価で大量生産し、大量消費をする時代に終わりを告げる時です。

持続可能の開発目標SDGsが採択され、「使い捨て」を見直すことを世界で決めています。

洗って繰り返し使えるという布マスクは、昨今のマスクの品薄の状況を緩和できる有効な手立てだと考えております。

 

経済産業省からも「布マスクの作り方」動画と「洗い方」動画が紹介されています。

これは、布マスクの作成を禁止していないということがわかりますね。

むしろ推奨していると考えます。

 

自分が使うマスクは自分で作りませんか?

 

作るのがお上手な方は、お時間がない方や作るのが好きではない方へ、ぜひお届けしてください。

 

販売する時に、少しルールがありますので、

それを下記に記しますね。

 

 

マスクを販売する時の注意点

 

1具体的な病名やウイルス名をあげて効果があるように書かない。

○○に予防できる!と書くことは薬事法に違反します。

花粉、かぜなどの季節の対策に!なら大丈夫です。

2「マスクは感染を完全に予防することはできない」と書く

これは、使い捨てマスクにも布マスクにも全てのマスクに書く必要があります。

3 医療用の滅菌ガーゼを使わない

 

これは、医療用なので、ダブルガーゼなどお肌に優しいガーゼを使いましょう。

 

4 著作権にも注意して

生地には著作権があります。商用利用可能のものを使ってください。

5 お値段、仕立て方、仕上がり

せっかく作るのですから、丁寧に作りましょう。

きれいに縫えたら、それなりの価格をつけましょう。

あまりにも高額も低額も、これからのハンドメイド業界の発展を考えると、イメージを悪くします。

仕立て方には、コツもありますので、ぜひアドバイスも受けて、技術をアップさせましょう。

 

当店でも、銀を編み込んだ生地で作ってみたり、

麻にしてみたり、刺繍を入れるなど、

世界にひとつのマスク作りを楽しんでいます。

 

こんな時だから、おうちでできるマスク作りは、

豊かな時間の過ごし方だと思います。

 

ファッションの一部のようにデザインするのも

お子様と一緒に作るのも

機能にこだわるのも

素敵ですよ。

 

当店は、そんな皆様を応援致します!

 

 

 

 

 

 

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